任意保険用語⑤
○免責
免責とは保険会社の負うべき責任が問われず、保険金が支払われない場合のことです。
保険会社は保険事故が発生した時には保険契約に基づいた保険金を支払わなければなりませんが、事前に特定の事柄を免責であると契約を取り交わせば、それに対して義務を免れることになっています。
自賠責保険は免責事由が非常に制限されているのに対し、任意保険は意外と多くありますので注意を要します。
○免責金額
免責金額とは自己負担金のことです。車両保険では免責金額を設定することで保険料負担が安くなる反面、事故が起こると免責金額に応じて損害の負担が増えます。
○等級
等級とは割引率を示す級数のことです。
6等級の割引割増が0%となっており、一年間無事故なら1等級上がり、事故を起こし、保険金をもらうと3等級下がります。
16等級までです。基本的な仕組みは各社同じですが、割引率でそれぞれの違いがあります。
○大数の法則
大数の法則とは確率論基本法則のひとつでサイコロを何回も振るとそれぞれの目の出る確率は6分の1に近づくように、独立して起こるようにみえる事象でもそれが大量に観察されると一定値に近づくことをいいます。
保険料算出の根拠となる法則です。
○負傷原因届書
負傷原因届書とは事故後の求償の際に労災、社会保険、国民健康保険など保険者から送られてくる書類のことです。
治療行為などをした後には必ず提出しないと治療費の支払いをストップされても文句は言えません。
書式は同封の説明書を見れば簡単に記入することができます。
○ライプニッツ係数
ライプニッツ係数とは将来の収入を一時金で受け取るため途中で発生する年5%の利息を複利で差し引く係数のことを言います。逸失利益を計算する時などに用います。
○過失割合
過失割合とはクルマ対クルマの事故などでお互いにどの程度責任があるか示すものを言います。
この割合は本来、裁判の中で双方の言い分を聞いたり、民法に基づき裁判官が決めるものですが、交通事故の急増により、示談による解決が図られるようになりました。
示談による解決は過失の判例を参考に作成した「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」が基準になっています。
現在は99%が示談により解決しています。