自賠責保険とは

自動車損害賠償(通称、自賠責)保険とは、人身損害に対して被害者1人当たり最高3000万円が支払われる保険のことです。
公道を走るクルマだったら必ず自賠責には加入しなくてはならず、強制保険とも呼んでいます。

車検期間以上の自賠責保険に加入していないと、自動車の新規登録や車検が受けられない仕組みになっているため、自賠責に加入していない自動車は存在しないはずです。
新車を購入するときには3年と1カ月分、車検切れの中古車を購入するときには2年と1カ月分の自賠責保険に加入しなくてはなりません。

しかし、車検切れの自動車を乗り続けている人がわずかながらにいます。
また、車検のない50ccバイクなどは自賠責が切れたまま運転している人が少なくないようです。

違反者には、6カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金。
違反点数は6点で30日間の免許停止処分となっています。

自賠責保険とはの目的

自賠責保険は国が始めた対人保険制度で交通事故の被害者が泣き寝入りすることなく、最低限の補償を受けるられるようにすることが目的です。
ですから任意保険とは違い、被害者が直接、損害賠償額を請求できるようになっています。

つまり、加害者が夜逃げしてしまったり、面倒くさがって保険の手続きをしないなどの場合、被害者は加害者の加入している保険に対して損害補償額を勝手に請求できることから泣き寝入りを防ぐことができます。

事故が起こってしまった場合、被害者は必ず加害者の保険の証書番号などを調べるようにして相手方の保険を把握しておきましょう。

自賠責保険の請求権の時効は2年です。時効を過ぎてしまうと、保険金の支払いはなくなってしまいます。
ただ、時効の起算日については被害者と加害者で違ってくるので注意が必要です。

被害者請求は加害者の賠償責任が発生してから2年、加害者請求は賠償金を支払った日の翌日から2年で時効になります。

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